まめ日記*ichigo-ichie

一期一会を大切に、日々出会った人やモノ、 ふと気になったことなどを気ままに綴っています。
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「愛を読むひと」

20090701.jpg愛を読むひと
原題 The Reader
原作 ベルンハルト・シュリンク
監督 スティーヴン・ダルドリー
脚本 デヴィッド・ヘア
出演 ケイト・ウィンスレット,レイフ・ファインズ,
    デヴィッド・クロス, ブルーノ・ガンツ 他
製作年 2008年
製作国 アメリカ ドイツ


しばらく前に見たのだけれど、どう定義づけたらいいのか難しかった・・・というのが第一声。
人それぞれに何を思うか、意見は分かれるのが常だとしても、この内容にこのタイトル、そしてドイツ語ではなく英語の映画…。
考えさせられました。

(このあとはネタばれです)




「朗読者」を映画化するにあたり、脚本家はとるべき路線を迷ったのではないかと思う。
どこまで「愛」で押し通すのか、どこまで「戦争が遺したものとつながった戦後世代の青年」を織り交ぜるのか。
全体としては自分的にはそれほど悪くはなかったです。


マイケルが彼女に再会して、彼女の表向きの事情とその裏にある真実を知った後、彼がとる行為は「彼女に贈り続ける愛」などという通り一遍のものではなく、自分と戦争評価、自分と法律学、そしていくばくかの罪悪感とがないまぜになった複雑なものだったのだろう(その結果か、レイフになってからちょっと弱弱しかったと思う)ということは割合容易に理解できました(共感できるかは別)。

ハンナはハンナで、かつては言われたことをさして考えもせず遂行することで人生を守っていたけれど、その後ある能力を得て、それを得たために自分が行ったことの重大さを知り、人が変わっていったことは短くですが触れられていました。
ちょっとはしょり過ぎのきらいはあるが。

でも、ハンナにとって前半の彼は、どんな意味があったのだろうか・・・
そこは今もよくわからない。

そして残念に思ったのが映画のタイトルと言語のことです。

今回は映画の原題「The Reader」ですよ。
本当の原題(ドイツ語)は男性と言うところまで特定されているらしい。
それを、なぜに「愛を読むひと」にしたのでしょう?
謎を秘めた女性と20歳も年下の青年(少年か)とのラブストーリーとして客を集めたかったから?
・・・ちょっと失敗している気がします。

そして第二次世界大戦時のナチスの行為をドイツ人が裁く、ドイツの一般市民が感じる複雑な思いを描ききるには、英語じゃなくてドイツ語の方がよかったのではないのかなぁと思います。

ケイト・ウィンスレット受賞おめでとう。
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【 2009/07/19 (Sun) 】 映画・DVD | TB(0) | CM(2)
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【 2009/07/22 】 [ 編集 ]
隠しコメントさん!
隠しコメントさん、こんばんは!
お久しぶりです^^

隠しコメントさんも、両方ご覧になったのですね^^
そうです、原作と映画のギャップって、この作品に限らず、結構難しい問題ですよね。
映画の一番いいところは”絵で行間を読ませる”ところだと思うのですが、たいがいストーリー自体を端折るしかないので、そこをどう自然につなぐかが脚本家あるいは監督の腕の見せ所かもしれませんね。

ペネロペは、今回『地じゃないの~!?』と思えるくらいハマり役のように感じました。
彼女が出ている映画は4,5本見たと思いますが、やっぱりスペイン映画が似合っています。
これからDVD見られるようでしたら、「ボルベール<帰郷>」あたりがお勧めです^^
アンジーは、なぜか見たことがありません!!
おススメは何でしょう?
どちらかと言うと映画以外の活動シーンに注目してしまいます。本当に政界に転身するのかなぁ…という感じで(笑)
今度映画&原作談義しましょう!
よろしくお願いいたします^^
【 2009/07/23 】 [ 編集 ]
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