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まめ日記*ichigo-ichie

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Elsewhere

ElsewhereElsewhere
(2007/05/15)
Gabrielle Zevin

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15才前後を対象としたYA。
英語レベル的にも、知的レベル的にも、今の私に丁度良いかも。

多読でPBにはまだ手が出ないけど、GRはちょっと飽きたなぁ、という方におススメ。
ファンタジーまで行きませんが、日常からちょっとはみ出したストーリーなので、その世界を受け入れられればバッチリです。

レベルは5-5.5あたり、約73000語。

Lizは15歳のある日、親友とショッピングモールに行く途中でタクシーにはねられてしまう。
ふと気がつくと船上の人になっていた。頭には白い包帯。
自分に何が起きたかわからないまま、船は地上ではない"Elsewhere"へと進んでいく・・・。

(この後はネタバレです!)



Lizは交通事故で死んでしまうのだけれど、容易には受け入れられない心の葛藤が、身近に感じられました。
もう戻れない世界への絶望感。あきらめ。妥協。そして決別。
15歳の視点で書かれているので、あとで読者がどーんと落ち込んでしまうほどのシリアスなものではありません。
また、徐々にElsewhereでの生活を受け入れることで全てがいいほうに回り始めるという流れも、現実世界と同じですので、想像がつきやすかったです。
ときどき、「どの世界にいても、自分が望むことすべてがうまく起きるとは限らないし、人生の充実度は生きた時間の長さではなく、その内容だ」というようなことが書かれていますので、それが作者が一番言いたかったことなのかもしれません。

観たことのない世界のモチーフもなかなか楽しいです。
年齢がどんどん若返っていき、赤ちゃんになったときに現実世界に導かれる川で”放流”され、地上に帰っていく、とか。
観察望遠鏡を覗くと現実世界が覗ける、とか、あの世とこの世をつなぐ井戸だとか。
こういうアイディアってどこから浮かぶのかなぁ、などと違うことも考えてしまいました。

最後のほう、弟のAlvy君との会話では泣けました。
電車の中だったので一旦本を閉じて、人に見られていないか確認して(爆)またページを繰りました。

知らない単語は正直ポロポロありましたが、やはりPBよりはずっと読みやすく、多読のペースをつかむのにもよかったです。
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