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まめ日記*ichigo-ichie

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胸が痛い、でも目をそらせない

君のためなら千回でも

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原題 THE KITE RUNNER
監督 マーク・フォースター
出演 ハリド・アブダラ、ホマユン・エルシャディ、ショーン・トーブ、アトッサ・レオーニ、アーマド・カーン・マーミジャダ、ゼキリア・イブラヒミ
製作年 2007年 /製作国 アメリカ

アフガニスタン、カブールに住むアミールは召使の子供ハッサンと大の仲良し。一緒に凧揚げをしたり、文字の読めないハッサンに物語を読み聞かせたりしている。
けれど、凧揚げ大会の日に起きたことがキッカケで二人の間に距離ができてしまう。
それから30年の時が流れて・・・

途中、辛くて席を立ちそうだった。その位平和ボケしている、そして人を信じることになれている自分には苦しい場面だった。

☆☆☆ このあとはネタばれを含みます ☆☆☆
アミールは裕福なボンボンということもあり、最後の「自分で自分を守る」ことが出来ない。いつもハッサンに頼ってしまうのがいかにも典型的でちょっと情けない。
その甘ったれがソ連軍のアフガン侵攻後アメリカに亡命し、小説家を目指しのんきに(それなりの苦労もあったとは思うが)暮らしているのに少し腹が立ってしまった。

ソ連軍侵攻、タリバン独裁政権による支配とアフガニスタンが辿った道、そこに暮らす人々にとっては苦難の連続であったのに。
そしてハッサンの心底忠実な性格が尚更辛い。民族が違うだけでこんなにも虐げられ、蔑まれなければならないのか。

アミールが父の真実に気づいたとき、お金で片付けようとしたところはアメリカに毒されている様子がはっきり見て取れた。これで終われば最低なストーリー、でも現実的かもね、なんていって席を立っていただろう。

でも彼はハッサンの忘れ形見を迎えに行くため、危険を冒してカブールに行く。そして壮絶なる奪還のあたりでは、目をふさぎたくなるほど辛かった。おそらく似たようなことが現実に起きているのだとは認めたくなかった。この世界に。

原作は小説だから、救いのある結末になっていて、でもよかった。
アミールが起した行動は「贖罪」なのかな。
負い目があるから。
「君のためなら千回でも。」心からそう言えたなら、一つ肩から重荷を下ろせるのかもしれない。

もう二度と会うことのできない人に、それでも許してほしい時に、自分はどんな行動をとるのだろう。
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