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まめ日記*ichigo-ichie

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男って


ヴィーナス

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原題 :VENUS
監督 :ロジャー・ミッシェル
脚本 :ハニフ・クレイシ
出演 :ピーター・オトゥール、レスリー・フィリップス、ジョディ・ウィッテカー、リチャード・グリフィス、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、ブロンソン・ウェッブ
製作年 :2006年 / イギリス

うーん、渋くてなかなかよい映画でした。
この『うーん』は好意的にうなっている音です(笑)

齢70となる老優モーリスが友人の姪の娘ジェシーに対して抱く気持ちの揺れが、時々クスッと笑いを交えながら描かれていきます。

☆☆☆このあとはネタバレを含みます☆☆☆

モーリスはそれほど先が長くないことを知っている。でも友人イアンのところに来た生意気なジェシーを見るうちに「快楽を求めて生きる」ハートに火がついてしまう。ジェシーもそれはなんとなくわかっていて、食事をおごらせようとしたり服を買わせようとしたり。
そんな駆け引きを楽しみながら、ひと時の生きる気持ちよさーパッションという感じではないけれどーを感じているモーリスがよく伝わってきました。

これはピーター・オトゥールのうまさなんだろうけど、別に老人が負けているわけではなくて、駆け引きをちゃんと楽しんでいるところがすごい。
彼女のことを「ヴィーナス」と呼んで甘えたかと思えば上から目線で英国紳士的というか、英国舞台俳優的に切り返したり。
スキあらばキスしようともくろんでヒジ鉄を食らったり。
これもひとつのロマンスなのでしょうかね。

そうやって人生の最後をイキイキと楽しむのってなんだか粋だなぁと思いました。
また、ジェシーにとってもだんだん自分が変わっていく貴重な時間だったんだと思う。

もちろんモーリスの孤独の重さがにじむ場面もあり、そこはブルーグレーっぽい色合いで、静かに重々しく感じさせてくれます。
コントラスト全開の対比ではないけれど、ちょうどいい案配になっていて、現実味がありました。

男の人って誰もがこんな感じななのかなぁ。
ヴィーナスの前では。
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