まめ日記*ichigo-ichie

一期一会を大切に、日々出会った人やモノ、 ふと気になったことなどを気ままに綴っています。
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[本] 対岸の彼女

対岸の彼女 (文春文庫)対岸の彼女 (文春文庫)
(2007/10)
角田 光代

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話は、結婚後一児をもうけ専業主婦になった小夜子が再就職のために葵の会社を訪れるところから始まる。
小夜子は集団に入るのが苦手だというコンプレックスが自分の娘の中にもあることを見つけ、ふとため息をつく。
彼女の気持ちと、葵の過去の話とが交互につづられていく。

(このあと少しネタばれにかすってます。)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

角田さんの本は『八日目の蝉』以来。あの本も女性だけの集団における心理、や女性としての性が描かれていましたが、こちらも(良く考えたらこちらの方が先でしたが)様々な立場に置かれた女性心理がこまやかに描かれています。

女子高校生のグループとか、いじめとか、ちょっと胸に痛かったです。
ほんのちょっとした理由で感情が100%仲良しから無視まで激しく揺れ動いて。
「箸が転がっても可笑しい」は「箸が転がってもムカつく」と同義語ですね。

対岸の彼女とは所詮わかり合えないものなのか。
それとも。

自分自身と対話し、そして一歩踏み出したくなる一冊です。
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【 2011/08/21 (Sun) 】 和書:小説・エッセイ | TB(-) | CM(0)
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