まめ日記*ichigo-ichie

一期一会を大切に、日々出会った人やモノ、 ふと気になったことなどを気ままに綴っています。
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[本] 神様のカルテ2

神様のカルテ 2神様のカルテ 2
(2010/09/28)
夏川 草介

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「神様のカルテ」を読んだのはちょうど一年くらい前だったんですね~。
この「2」は発売されてすぐに買ったのですが、タイミングが合わなかったのか、「映画化するならニノのイメージ!」と思ってしまったからか、しばらく本棚に眠っていた本。

(ストーリー)
信州に「24時間365日体制」診療を掲げる本庄病院に内科医として働く一止(いちと)。医師の労働環境は苛酷で、宿直明けにそのまま日勤に入ることも通常であり、ひっきりなしに患者さんがやってくる。
そんな折、血液内科に新しく医師が赴任することになった。それは一止の大学時代の親友、新藤だった。。。

(この後はネタばれを含みます)
☆☆☆☆☆☆
(この後は少々ネタばれです。)

内科医である主人公の目を通して、病院の中で起きる生と死を静かに、ある種の感慨を持って見つめる物語なのは前作と同じですが、今回は疲弊する医師たちの、はっきりと声に出せない叫びの部分にもスポットが当てられていました。

当直明けのまま日勤を続ける医師、家庭を顧みることもなく働きづめの医師たち…
どこまで自分を犠牲にすれば報われるのか、という苦しさが見てとれました。

その一方で、患者やその家族にとっては先生が「最後の頼みの綱」であることも事実で。
その気持ちに対して今できる最善の治療を行いたいと思う責任感・誠実さも持ち合わせているから、よけい辛いのでしょうね。


やはり小説ですから多少エンタメ的色付けはありますが、セリフは結構ストレートです。
私は後半をカフェで読みながら、泣いて鼻がグズグズになりました。
急に目にゴミが入った感じにごまかすのが精いっぱいでした(笑)

人として、職業人として、読み終えて心に残ったものを、少し自分の中で温めてみたいと思います。

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【 2011/03/05 (Sat) 】 和書:小説・エッセイ | TB(-) | CM(0)
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